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2017年3月18日開催、第1回褐毛和種研究シンポジウムのご報告 (2)

2017年04月27日 お知らせ

皆様、おはようございます。
昨日に引き続き、第1回褐毛和種研究シンポジウムについてレポートいたします。

シンポジウムでは皆様にご協力していただき、アンケートを実施いたしました。
質問項目として、
項目1 褐毛和種の生産が振興するために必要なこと(もの)は何でしょうか?
項目2 今後、褐毛和種生産振興ネットワークの活動に期待すること
項目3 シンポジウム全体の感想

を設け、それぞれ回答していただいたご意見をまとめたものをご報告いたします。

項目1 褐毛和種の生産が振興するために必要なこと(もの)は何でしょうか?
・認知度を上げる。
・消費者に赤身肉の良さを具体的にPR。
・農家の経営負担軽減、農家戸数拡大。
・新規就農者の確保・援助。そのための環境づくり、情報提供。
・霜降り以外の新たな肉質評価法を確立、そして他の牛肉との差別化を図る。

項目2 今後、褐毛和種生産振興ネットワークの活動に期待すること
・あかうしの認知度向上。
・あかうしが海外で消費されるようになること。
・現場に即した研究の推進。
・高知大学を中心とした担い手育成の拠点づくり。
・褐毛和種生産に携わる人々のつながり強化。

項目3 シンポジウム全体の感想
・黒毛和種、褐毛和種の違いだけでなく、高知系、熊本系の違いも知ることができた。
・生産者のためには、10時~14時の時間帯が望ましい。
・あかうしの現状を知る良い機会となった。
・専門的な話が難しい・長い。
・他県と共同で褐毛和種振興を図るということで、非常に良い取り組みだと感じた。

その他にも多くのご意見をいただき、今後の活動のための参考にさせていただきます。
ご協力ありがとうございました。
<文責:田村 慎之介(高知大学大学院)>